固定に便利! ガイドとしても便利! スタンプストレートテープ
2021.10.27こんにちは。インプレスアートスタンプ部です。
スタンプを刻印するとき、
スタンピングブランクが動いて刻印がズレてしまった……
このような失敗談をお持ちの方、
結構いらっしゃるのではないでしょうか?
特に、スタンピングブランクが真鍮や銅などの場合は、
素材が硬く刻印が入りにくいので、
ハンマーを打つ回数が多くなりますが、
打った振動でブランクが動いてしまいます。
このようなお悩みには、
ブランクをスチールブロックにテープで固定してあげると、
ブランクが動かず、スタンプしやすくなります。
テープは、メンディングテープやマスキングテープなど、剥がしやすいものであれば大丈夫ですが、
「スタンプストレートテープ」という、
インプレスアート専用のテープがあることをご存じでしょうか?
今回は、インプレスアートのためのテープ
「スタンプストレートテープ」の機能をご紹介したいと思います。
1.しっかり固定、きれいに剥がせる、安心の専用テープ
2.スタンプガイドよりも自由に、まっすぐ刻印しよう!
1.しっかり固定、きれいに剥がせる、安心の専用テープ
スタンプストレートテープは、
刻印するときにスタンピングブランクが動かないよう、
スチールブロックに固定する際に使用します。
スタンプストレートテープは、厚みがあり丈夫なので、
スタンピングブランクをしっかりと固定できます。
テープを剥がす際にも破けることなく、
粘着も残っているので、1回限りではなく何度も使うことができます。
スタンプストレートテープは、ハサミを使ってカットします。
手で切れなかったり、テープカッターを使用できない点は、少々面倒に感じますが、
粘着が続く限り再利用できる点では、とても便利です◎
2.スタンプガイドよりも自由に、まっすぐ刻印しよう!
先ほど「厚みがある」という点をご紹介しましたが、
この厚み、テープの強度を高めるためだけではありません。
実は、スタンプをまっすぐ刻印するための役割もあるんです!
テープの厚みを利用して、
スタンプの底辺をテープのフチに当てます。
その状態のスタンプをハンマーで打ちます。
テープに沿って刻印できました!
スタンプの位置を、テープに沿ってずらしながら繰り返すと、
一直線にスタンプを刻印することができます。
「スタンプガイド」のストレートガイドと同じ要領ですね!
スタンプガイドのストレートガイドは、
均等に文字を刻印できるように、目盛りがついています。
スタンプストレートテープは、
目盛りなどはついていない真っ白な無地ですが、
マジックなどで印を描くことができます。
好きなところに目印をつけられますので、
先にスタンピングブランクをテープで固定して
ブランクとのバランスを見ながら、
刻印の位置を決めて印をつけることができます。
刻印したい文字や模様を描いておくと、
打ち間違いも少なくなりますね◎
イメージ通りの間隔で、まっすぐ刻印できました!
あらかじめ、刻印される文字や模様の幅を確認しておくことがポイントです◎
スタンプの幅は定規やノギスで測ります。
こちらの「ウィムシーフラワー」のスタンプは
幅が3㎜になります。
シールの上下のフチに、
スタンプの幅と同じ約3㎜の間隔で印をつけました。
シールの上側の刻印ができたら、
上と下をひっくり返して、同じように刻印します。
スタンプの幅のサイズと同じ間隔で刻印したので、
きれいなボーダーができました!
もちろん、テープを剥がした後は、
他のスタンプや文字を刻印できますよ◎
こちらはパインツリー(松の木)のスタンプを
なるべくピッタリと一列ずつ刻印して、
ブランクの半分を、ヘリンボーン柄のようなテクスチャーに仕上げました。
刻印した際に、テープのフチがつぶれていないようでしたら、
テープは繰り返し使っても大丈夫です◎
長いサイズのブレスレットブランクにも、
スタンプストレートテープは便利です。
ブレスレットブランク専用のブレスレットガイドもありますが、
自分の好きな間隔で模様を刻印したい場合には、
スタンプストレートテープの方が、
全体のイメージがつかみやすいですよ◎
「カップケーキ」のようなファンシーなデザインスタンプを、
繰り返し、等間隔に模様をつけてあげると、
ポップでかわいい印象のブレスレットに仕上がりますね!
いかがでしたか?
スタンプストレートテープを使えば、
刻印の精度も上がって、
より完成度の高い作品がつくれますね!
ガイドとして使用する場合には、
スタンプガイドや、ブレスレットガイドと併せて、
シチュエーションによって使い分けていただくとよいと思います◎
インプレスアート専用の、便利で安心なテープを、
ぜひ一度、お試しになってみてください。