ハンドメイド作家 MANISHさん 体験レポート(第2回)
2019.04.24ハンドメイド作家のMANISHさんに「ImpressArtのメタルスタンプ体験」をしていただいております。
第1回は、簡単なインプレスアート、メタルスタンプのご紹介でした。第2回では、実際にインプレスアートで刻印をしたオリジナルのブレスレットの製作にチャレンジしていただきました。
オリジナルブレスレットを製作
こんにちは、DIY大好きハンドメイド作家をしているMANISHです。
今回は、インプレスアートの商品を使ってオリジナルブレスレットを製作していきながら、私なりに気づいた点や工夫してみたところ、感想も加えてご紹介できればと思います。
公式サイトの「お役立ち情報」のページにも、HOW TOが載っているので、参考にしてみてください。
では、オリジナルブレスレットを製作していきます♪
まずは、準備するもの
予備で用意しておくと良かったものも参考にしてください(100円ショップで購入できます)
- 水性ペン
- ものさし(スタンピングブランクに目印をつける時に便利)
- はんこマット(土台の下に敷くと安定し、叩く時の音も和らげてくれます)
- マスキングテープ(目盛り付き)
今回はブレスレットを製作していくので、こちらの専用の道具を使用します。
ブレスレット作成用の専用ツールを2つ
土台にブランクを設置
今回は、初めてでも扱いやすいアルミ素材のブレスレット用ブランクを使いました。
まず、刻印するデザインをきれいに中央に仕上げるため、ものさしを使ってブランクの中心に水性ペンで目印を入れておきます。
土台にブランクを置きスタンプガイドシールを使って固定していきます。
バランス良くきれいに刻印するにはガイドシールのメモリとブランクの中心目印を合わせるのがポイント!
デザインを決める
次に、ブランクに刻印するスタンプのデザインを決めていきます。
もちろんデザインを決めてからブランクを選ぶのもいいです。
ここが一番悩みますが、楽しい時間でもあります♪
初心者さんは文字数を多くすると失敗しやすいので、最初は単調にするのがおススメですよ!
今回、私はショップ名「MANISH」を刻印してみようと思います。
刻印したいデザインが決まったら手元にスタンプを並べて準備しておきましょう。
初めてだと緊張してしまうので、ケースから出し入れするより準備しておけば失敗も防げます!
では、いよいよ刻印していきますが、ブランクの素材やスタンプのサイズによっては、叩く力や回数の調節が必要になるので、最初は、練習用に面積の広いブランクを用意して、何度か試し打ちをしてみて慣れてから本番を製作するのがオススメです!
私が練習で試してみた素材の感想を載せておきますので参考にしてみてください。
素材 | 素材の強度 | 叩く回数 | 仕上がりの感想 |
アルケメ | 柔らかい(オススメ) | 1〜2 | 適度な力で刻印も入れ易く、見た目もきれいに仕上がるので一番オススメの素材 |
アルミ | 柔らかい(初心者向き) | 1 | アルミは一番軽くて柔らかい素材なので、一度叩けば刻印が入り易い、強く叩き過ぎると変形します |
真鍮 | 少し硬め | 1〜3 | 素材が硬めなので、一度では刻印も入り難いので初めての方には難しめです。練習が必要 |
銅 | 少し硬め | 1〜3 | 真鍮よりは硬くないとは思いますがこちらも難しめです。練習しておくといいです |
刻印する
ブランクに刻印していきます。
スタンプは絵柄がある方を手前に向けて、スタンプがブランクと垂直になるようにあてていきます。
文字数のバランスを見ながらガイドシールのメモリを確認し、ガイドシールに当たる所までスタンプを手前に滑らせ
スタンプが止まった所で、指でしっかり固定し、上部をハンマーで叩きます。
叩く力を入れ過ぎるとデザインがズレたり変形したりするのでご注意を!
土台の下に、はんこシートを敷いて叩くと、少し騒音を和らげてくれるので参考までに。
全ての文字を刻印し終わったら、ガイドシールを剥がしてください。
いい感じに刻印できました♪
刻印の仕上げ
ブランクに刻印ができたら、その文字や模様をはっきりと目立たせるために、スタンプマーカーを使って仕上げていきます。
左から、ブラック、シルバー、ブラウン、ゴールド。
ペイントマーカーも色々とカラーがあるので、その時の気分で変えてみるのもいいですよ♪
今回は一番人気のブラックカラーを使用。
エナメルマーカーで、刻印した部分をしっかり塗りつぶしてから、
そのまま1分ほど置きます。
その後、素早くティッシュで余分なインクを拭き取ります。
そうすると、刻印した部分にインクが入り文字や模様がはっきりするんです!
ただし、刻印がしっかりできてなかったり、ブランクの素材によってはインクが入り難いので、何度かマーカーを塗り直してみてください。
ブレスレットへの形成
最後の工程は、刻印できたブランクをブレスレット用の専用バーを使って、ブレスレットに形成していきます。
バーにブランクを差し込んで、抜けないように指で固定し、90度になるまでゆっくり曲げる。
左右この作業を行なってください。
左右同じように曲げていけば、ほら! ブレスレットの形になるんです!
最後に、ブレスレットの丸みを整えるプライヤーを使って、細かくプレスしていきながら全体が滑らかになるまで仕上げていきます。
きれいな円に整ったら、完成です♪
オリジナルブレスレットができました♪
慣れてくると真鍮素材やフォント多めにした本格的なオシャレブレスレットができます♪
他に、ハート型の真鍮ブランクに年号とダイヤのスタンプを刻印して、ゴールドのエナメルマーカーで仕上げ、ペンダントトップを作ってみました。
シンプルだけど大人可愛い、存在感のある作品ができました♪
今回は、少し長編になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
次回のレビューでは、色々刻印した作品を使った、アレンジ集をご紹介していきますのでお楽しみに♪