好きなところに穴あけ! 2ホール穴あけパンチ
2020.05.27こんにちは! インプレスアート スタンプ部です。
ブランク選びをしているときにたまに直面する問題。
それは「使いたいパーツに穴があいていない」ということ。
ここに穴が開いていたら良かったのに……と諦めることもしばしば。
今回ご紹介する商品はそんな悩みもすぐに解決!
工具ひとつあればすぐに簡単に穴あけができる「2ホール穴あけパンチ」をご紹介します!
1. 用途によって使い分け! 使いやすい2サイズ
2ホール穴あけパンチは、ブランクの穴あけ専用の工具です。
ひとつで2サイズの穴あけができます。
穴のサイズは直径約1.5mmと直径約2.5mmの2サイズ。
シルバーのハンドルは直径約1.5mm、黒いハンドルは直径約2.5mmです。
小さい穴には丸カンやピンなどの金具、大きい穴には紐も直接通せます。
用途によって使い分けると良いですね!
2. これさえあればすぐ! 簡単に穴をあけてみよう
では、実際に穴あけをしていきたいと思います!
今回は「ワッシャーのブランク」を使用します。
1. あけたい位置にパンチの先端を合わせる
今回は直径約1.5mmの穴あけを使用しました。
穴あけする箇所は、目視で確認しながら開けていきますが、
心配であれば事前にペイントマーカーなどで印をつけておいても良いですね。
2. ねじを回して穴を開ける
穴を開けたい位置にねじの先端が当たるよう回します。
ねじは時計回りに回してください。
はじめはねじが固くて回しづらいので、少し力が必要です。
3. 穴が開いたことを確認してからはずす
貫通するととスッと固さがやわらいで、ねじがスルスルと回るようになります。
あとは反時計回りに回して、ブランクを取れば完成です!
キレイに穴あけができました◎
穴を開ける時に気をつけるポイントは2つあります。
ねじを回しすぎない
下の写真のように、ねじの細い部分で止めると良いです。
こちらはねじを回しすぎたもの。
ねじの太い部分にブランクが当たってしまっています。
ここまでやると、ねじが固くなり必然的に回らなくなります。
外してみると、穴のまわりにくっきりと丸い跡がついてしまいました。
やりすぎるとブランクが曲がる原因にもなるので、回しすぎには注意を!
破片を確認する
穴を開けている最中にコロンと破片が落ちてくることもありますが、
詰まり防止のために確認しておくのがベスト。
まれに開けた後、破片が落ちず詰まった状態になっていることがあるので、
その時はねじを空回しして、詰まった破片をとっておきましょう。
3.【実験】たくさん穴をあけたり、ブランク以外のパーツでも試してみた!
せっかくなので、先ほど穴を開けたパーツにもっと穴を開けていきたいと思います。
試しにこれでもか! というくらい穴をあけてみようと思います。
(穴あけする箇所が分かりやすいよう印をつけています)
穴の間隔は最低でも1mmは開けておいた方が良いです。
それよりも近すぎると隣の穴に当たってしまう可能性があるのでご注意を!
あとは工具を使って穴を開けるだけ。
穴あけができました!
もし、穴を開けた部分がギザギザしていて気になるようであれば、
「マット仕上げ用研磨ブロック」を使用するのもおすすめです。
「COSRSE」と書かれた面を使って磨けば、バリが取れて手触りがよくなりますよ!
完成したオリジナルブランクに、タッセルとパールをつけてみました。
大振りで可愛いパーツに仕上がりました!
キーチャーム、イヤーアクセサリーにしてもかわいいかも?
ブランクから自分でカスタムできるって楽しい!
他にも、ブランク以外のメタルパーツにも穴が開けれるか試してみました。
今回はこちらの変形メタルパーツを使用します。
これだけでも十分可愛い……
素材は真鍮で、厚みは約1mm。全体的にウェーブのかかったパーツです。
手順は先程と同じように、印をつけて穴を開けるだけ。
簡単に穴あけができました!
上下に穴を開けて、イヤーアクセサリーに仕上げたものがこちら。
穴を開けたことで、下にもパーツをつなげることができました!
何も加工しない状態でももちろん素敵ですが、
自分でメタルパーツをカスタムして作った作品は、世界にひとつだけのオンリーワン。
より自分らしい作品作りができるのも魅力的ですよね。
こちらはブランクのもともとある穴を生かしつつ、さらに穴をあけて
ネックレスに仕上げました。
自由に穴あけができたからこそ実現できた形ですね!
いかがでしたか?
インプレスアートは刻印以外にも、工具も魅力的なのです◎
穴を開けるだけで、いろんなアレンジが可能になるので、
たくさん試してみたくなりますね!
ぜひお試しください。